FLIR C2

2018年03月13日

内容物の確認

箱を開けると次のものが同梱されています。

・カメラ本体(箱を開けたところ)

・簡易マニュアル

・USBケーブル

・ストラップ

・充電器

充電方法

充電器の電源をコンセントに接続します。カメラの横部にあるゴムの蓋を開けて、充電アダプターのケーブルを挿入します。

最大充電時間は1.5時間になります。

起動方法、終了方法

起動:上部の電源ボタン(次の図)を押すとカメラの電源が入ります。
終了:電源ボタンを2秒以上押し続けるとカメラの電源が切れます。

言語の変更方法

画面をタッチすると次のメニューが出ます。一番右の「Settings」をクリックします。

次に、「Device settings」、「Langage, time & units」「Language」をクリックします。

画面をタッチし上にスライドさせ、「日本語」を選択します。画面が日本語の表示に変わります。

画像の保存方法

カメラ上部のボタンを押すと画像を保存します。熱画像と可視画像が同時に保存できます。

※内部カメラメモリーには、およそ500枚の画像を保存できます。

メインメニュー画面の出し方

画面をタッチすると次のメニューが出ます。

左から、画像、イメージモード、測定、カラー、ライト、オプション

再生方法

保存した画像を確認するにはメニュー画面の中の一番左の再生ボタンをタッチします。

前の画像または次の画像を表示するには、画面にタッチして左または右にスライドするか、左矢印(<)または右矢印(>)をタップします。
可視画面と赤外線画面の切り替えは画面にタッチして上または下にスライドすることで変更可能です。

再生画面のメニュー


左から、全画面表示切替、サムネイル、削除、情報、撮影に戻る

・全画面表示切替:全画面表示または全画面終了を選択して、全画面と通常の表示を切り替えます。
・サムネイル: 保存した画像が縮小して表示されます。上下にスワイプすることによって、前後の画像を表示できます。特定の画像を全画面に表示させるには、表示させたい画像をタップします。
・削除:画像を削除します。
・情報:画像に関する情報を表示します。
・カメラ:撮影モードに戻ります。

測定距離の設定

FLIR C2には熱画像用と可視画像用の2つのカメラ(レンズ)があります。2つのカメラは同じ場所に設置されていないので、同時に写すと光軸がズレてしまいます。そこで測定する距離をあらかじめ設定して補正をしてあげる必要があります。

設定の手順は:
-パネルをタッチし、メニューの左から2つ目の「イメージモード」を選択してください。すると2段目に更にメニューが出てきます。
-2段目にある「位置合わせ距離」を選択し、測定ターゲットまでの距離を選択します。距離は1m, 1.5m, 2m, >3mから選ぶことができます。
3m以上の距離があるときは「>3」を選んでください。

画像モードの変更

カメラは、温度情報と視覚情報を同時に記録します。画像モードの選択に応じて、画面に表示する画像を選択します。

設定の手順は:
-パネルをタッチし、メニューの左から2つ目の「イメージモード」を選択してください。すると2段目に更にメニューが出てきます。
-2段目にある「MSX」を選択すると、可視画像の詳細で対象のエッジを強調した赤外線画像を表示します。

-2段目にある「赤外線」を選択すると、完全な赤外線画像を表示します。

-2段目にある「デジタルカメラ」を選択すると、カメラで撮影した可視画像のみを表示します。

※良好な有効画像(MSXモード)を表示するには、カメラを必ず調整して、デジタルカメラレンズと赤外線レンズの微小な差を補正してください。画像を正確に調整するには、位置合わせ距離(対象物までの距離など)が必要です。サブメニューツールバーの一番左にある「位置合わせ距離」を選択すると、ダイアログボックスが表示されますので、対象物までの距離を選択します。

温度の測定

-パネルをタッチし、メニューの左から2つ目の「測定」を選択してください。すると2段目に更にメニューが出てきます。
-2段目のメニューから「中心スポット」を選択します。スポットメーターがある位置の温度が左画面上に表示されます。

-温度表示を非表示にするには、2段目のメニューの「測定なし」を選択します。
-撮影に戻るには、メニュー以外の部分をタップします。

色の変更

カメラが異なる温度表示をするのに使用するカラーパレットを変更することができます。異なるパレットを使用することによって、画像の分析が容易になります。

設定の手順は:
-パネルをタッチし、メニューの「カラー」を選択してください。すると2段目に更にメニューが出てきます。

-2段目のメニューから、カラーパレットのタイプを選択します。左から「アイアン」「レインボー」「レインボーハイライト」「グレー」
-撮影に戻るには、メニュー以外の部分をタップします。

カメラライト(フラッシュ)の使用方法

-パネルをタッチし、メニューの右から2つ目の「ライト」を選択してください。すると2段目に更にメニューが出てきます。

-2段目のメニューのいずれかを選択します。
 ・フラッシュ(画像を撮影する際、ライトをフラッシュとして使用する)
 ・オン(ライトを点灯して、フラッシュライトとして使用する)
 ・オフ(ライトをオフにする)

温度スケールモードの変更

カメラには、以下の2種類のスケールモードがあります。
 ・自動モード:継続的に自動調整され、画像の明るさとコントラストが最高の状態になります。
 ・ロックモード: 温度スパンと温度レベルがロックされます。
※ロックモードが適する状況
 デザインまたは構成が似ている2つの対象物で温度の異常を見つけるような場合です。例えば、2本のケーブルのうち
 1本に過熱の疑いがある場合、カメラを自動モードで正常な温度のケーブルに向け、次にロックモードで過熱が疑われ
 るケーブルにカメラを向けると、正常なケーブルより温度が高い場合、熱画像でそのケーブルが明るい色で表示され
 ます。自動モードでは、温度が違っても2本のケーブルが同じ色で表示されることがあります。

設定の手順は:
-温度スケールの一番上または一番下の温度をタップします。温度の右横に南京錠が表示されていれば、ロックモードが有効です。

-ロックモードを解除するには、右上の南京錠をタップします。

放射率の設定

温度を正確に測定するためには、測定対象の表面タイプをカメラに認識させる必要があります。

設定の手順は:
-パネルをタッチし、メニューの一番右の「オプション」、「測定パラメータ」、「放射率」を選択してください。

-表面特性を「つや消し」「準つや消し」「準光沢仕上げ」「カスタム値」より選択してください。
「カスタム値」を選択すると値を設定するダイアログボックスが表示されます。

-撮影に戻るには、左上の矢印「<」を繰り返しタップするか、カメラ上部の保存ボタンを一度押します。

反射見かけ温度の変更

物体が反射する放射を補正するために使用します。放射率が低く、物体の温度が反射温度と大きく異なっている場合、反射見かけ温度を正しく設定して適切に補正をすることが重要です。

設定の手順は:
-パネルをタッチし、メニューの一番右の「オプション」、「測定パラメータ」、「反射温度」を選択してください。

値を設定するダイアログボックスが表示されます。

-撮影に戻るには、左上の矢印「<」を繰り返しタップするか、カメラ上部の保存ボタンを一度押します。

距離の変更

距離とは、物体とカメラの前面レンズとの間の距離を指します。次の2つの事象を補正するために使用します。
・対象からの放射が物体とカメラの間の大気によって吸収される。
・大気そのものからの放射がカメラによって検出される。

設定の手順は:
-パネルをタッチし、メニューの一番右の「オプション」、「測定パラメータ」、「距離」を選択してください。

値を設定するダイアログボックスが表示されます。

-撮影に戻るには、左上の矢印「<」を繰り返しタップするか、カメラ上部の保存ボタンを一度押します。

不均一性補正の実行

不均一補正とは、検出素子のさまざまな感度および他の光学的および幾何学的な障害を補正するためにカメラのソフトウェアによって実行される画像補正です。出力画像に空間ノイズが表示される度に実行する必要があります。例えば、屋内から屋外、屋外から屋内など、周囲の温度が変化すると、空間ノイズが表示されるようになります。
設定の手順は:
-パネルをタッチし、メニューの一番左の「画像」をタップして押し続けます。「キャリブレーション中」と画面に表示されます。

保存オプション

保存オプションの「写真を別のJPEGとして保存」をオンにすると、ビジュアルカメラからのデジタル写真が完全な視野で別のJPEG画像として保存されます。FLIR Toolsソフトウェアを使用しない場合、このオプションの有効化が必要になることがあります。

-撮影に戻るには、左上の矢印「<」を繰り返しタップするか、カメラ上部の保存ボタンを一度押します。

画像の削除方法

-メニュー画面の中の一番左の再生ボタンをタッチし、画面にタッチし左または右にスライドの上、削除したい画像を表示します。
-メニューの左から3つ目の「削除」を選択してください。

-「FLIRXXXXを削除しますか?」のメッセージが表示されますので、「削除」を選択します。
-撮影に戻るには、カメラの画面をタップして、メニューの一番右の「カメラ」を選択します。

すべての画像の削除方法

-カメラの画面をタップし、メインメニューを表示します。
-一番右の「オプション」、「デバイス設定」、「リセットオプション」を選択します。

-「全画像を削除します」を選択します。

-「全画像を削除しますか?」のメッセージが表示されたら、「削除」を選択します。
-撮影に戻るには、左上の矢印「<」を繰り返しタップするか、カメラ上部の保存ボタンを一度押します。

カメラの日時設定

-メニューから「オプション」を選択します。
-次に「デバイス設定」を選択、「言語と時間」から「日時」を選びます。

-ここで正しい日付と時間を入力します。

カメラのリセット方法

-メニューから「オプション」「デバイス設定」から「リセットオプション」を選択します。

-次に「設定を工場出荷時状態にリセットします」を選択し、メッセージが出たら「リセット」を選びます。

-カメラが再起動します。
※この際、言語は英語になります。
※測定したデータは削除されません。

各種設定の変更

以下の設定を変更することができます。

設定の手順は:
-一番右の「オプション」、「デバイス設定」を選択し、変更する設定を選択します。

◎言語と時間

 ・言語
 ・温度単位(摂氏か華氏を選択)
 ・距離単位(メートルかフィートを選択)
 ・日時
 ・日時形式(YYYY-MM-DD、YY-MM-DD等選択)
◎リセットオプション

 ・デフォルトのカメラモードにリセットする
 「デフォルトのカメラモードをリセットしますか」のメッセージが出たら「リセット」を選択。
  画像モード、カラーパレット、測定ツール、パラメータに影響します。保存済み画像には影響しません。
 ・設定を工場出荷時にリセットします
 「デバイスの設定を工場出荷時状態にリセットしますか」のメッセージが出たら「リセット」を選択。
  領域設定を含むすべてのカメラ設定に影響します。保存済み画像には影響しません。カメラは再起動します。
 ・全画像を削除します
 「全画像を削除しますか?」のメッセージが表示されたら、「削除」を選択。
◎自動方向付け
◎自動電源オフ(オフ、5分、20分より選択)
◎画面輝度(低、中、高より選択)
◎カメラ情報:カメラに関する様々な情報(モデル、シリアル番号、部品、ソフトウェア、保存、レンズ、電源)を表示します。

-撮影に戻るには、左上の矢印「<」を繰り返しタップするか、カメラ上部の保存ボタンを一度押します。

カメラの更新

最新のカメラファームウェアを利用するために、カメラを更新して常に最新の状態に維持することが重要です。

手順は、
1. FLIR Toolsを起動します。
2. カメラを起動します。
3. USBケーブルを使ってカメラをコンピュータに接続します。
4. カメラが認識されると、FLIR Toolsに、画面が表示されますので、「アップデータの検索」をクリックします。(ヘルプメニューからもクリックできます。)
5. 「アップデート」をクリックします。

仕様

仕様は次を参考にしてください。

最小焦点距離 赤外線: 0.15m、MSX: 1.0m
測定温度範囲 –10°C~+150°C
連続駆動時間 約2時間
充電時間 約1.5時間で100%
動作温度環境 –10°C~+50°C
保管温度環境 -40°C~+70°C
カメラ重量 130g
カメラ寸法 175×115×75mm

 

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