用語集、技術情報

•視野角 ◦測定する視野の範囲。通常は水平・垂直の角度で表します。測定距離より画面に映っている画像のサイズを言うときもある。

•空間分解能 ◦1素子(ピクセル)が捕らえる大きさ。通常はミリラジアン(mrd)と角度で表されます。
◦1m離れたときの、画面に映っている1ピクセルのサイズと同じです。
◦※この値が小さいほど小さい対象物が測定できるようになります。

•黒体 ◦赤外線エネルギーを100% 吸収(または放射)する理想的な物体です。
◦実際には存在しないものですが、放射エネルギーを計算する上で必要になるものです。

•大気の窓 ◦赤外線の波長帯域において大気による吸収が少ない帯域で、赤外線カメラはこの領域を利用しています。
◦代表的なものでは、2um~5umの領域。7um~14umの領域を言います。

•放射率 ◦物体から放射される赤外線放射エネルギーの割合。通常は同一温度、同一波長の黒体の放射エネルギーとの比で表されます(記号:ε)。
◦通常は錆びていない光沢のある金属表面の放射率は低く、非金属の表面は放射率が高くなります。

•反射率 ◦物体から反射される赤外線放射エネルギーの割合(記号:ρ)。
◦赤外線カメラで使用するのは「反射温度」で、通常は反射先からの見かけ温度を言います。

•見かけの温度 ◦放射率を1、距離を0としたときに画面に表示される温度。補正が行われていない温度。

•最小温度分解能 ◦装置が識別できる最小温度差。

•赤外線画像 ◦赤外線放射エネルギーの強度分布をレインボーやグレーなどの色で割り当てて表した画像。

•非冷却センサ ◦検出素子を冷却しないでも使用できるセンタ。

•面積効果 ◦測定対象物の面積により、赤外線放射量が変化すること。対象物が小さくなるほど、周辺の温度に近くなっていく。