TG165とC2の違い
TG165とC2でどちらを購入すべきか迷われている方へ
搭載センサーの違い
まず、2つの機種に搭載されているセンサーの違いについて以下をご覧ください。
TG165 | FLIR C2 |
![]() |
![]() |
サーマルイメージセンサーとは別に温度計測をするセンサー(放射温度計)があります。 | デジタルカメラと温度情報を取得するサーモグラフィカメラセンサーを搭載しています。 |
撮影画像の違い
この2機種の大きな違いは温度情報を1点で計測するか(TG165)、面で計測するか(C2)という点にあります。
どちらも80×60ピクセルの赤外線イメージを表示しますが、温度数値の取り込みに違いがあります。
撮影画像の違いを比較します。
TG165で撮影した画像 | FLIR C2の撮影した画像 |
![]() |
![]() |
中心のスポットは温度数値の表示をしますが、それ以外のエリアは温度情報を持ちません。保存した画像(bitmap)は数値的に再解析することはできません。 | スポットで表示される箇所以外も80×60ピクセル分の点群データとして温度情報を持ちます。保存した画像(Jpeg)は解析ソフトウェアFLIR Toolsで数値解析が可能です。 |
データ解析可否
両方の機種ともにカメラの映し出す映像を画像として保存できますが、取得画像を数値的に解析する場合は、画像に温度情報を持つC2を選択する必要があります。下記は、2つの機種での撮影画像のデータの違いを示したものです。
取得画像の違い(イメージ) | |
![]() |
![]() |
1点のみ温度数値データを取得(温度解析不可) | 80×60ピクセル分の点群温度数値データを取得(温度解析可能) |