保存データの違い

赤外線カメラを使って動画を取得する場合には、目的が何かを知ることが大切です。
作業環境や条件、解析・調整の有無によって最適なカメラを選びます。

1. 測定環境PCとの接続で使用/カメラのみ使用

 2. 温度情報 温度解析の有無
 3. 保存形式 静止画/動画

カメラ本体で記録するデータ

カメラ本体のみで記録する動画データには以下の3種類があります。

CSQ保存とは

CSQ(Camera Sequence)カメラ本体での温度情報付き動画データを指します。
CSQ保存では、カメラ内のメモリーカードに一定周期で解析可能な動画ファイルとして保存します。
時系列的な温度変化の測定がしたいが、環境などにより計測現場でPCを持ち込むことができない場合などにお使いいただける機能です。
録画したCSQファイルは解析ソフトウェアTool+とResearchIRにて行えます。

対応機種:T460,T660,T450SC,T650SC

プログラム保存とは

カメラ本体のメモリーカードに一定周期で継続して温度情報付き静止画を記録します。
複数枚の独立した静止画ファイルとして保存され、解析ソフトにて一枚一枚を個別に解析することができます。

対応機種:T420,T440,T460,T430SC,T450SC,T620,T640,T660,T630SC,T650SC

MPG4保存とは

カメラ本体のメモリーカードにカメラの表示ディスプレイをデジタルビデオデータとして保存します。
温度情報はデータとして取得しないため、解析ソフトウェアで解析を行うことはできません。

対応機種:T420,T440,T460 ,T430SC,T450SC,T620,T640,T660, T630SC,T650SC

PCとカメラを接続して記録するデータ

PCとカメラをケーブルで接続し、解析ソフトウェア上で温度情報付きの動画データを記録・解析することができます。

Fcf/SEQファイルとは

解析ソフトウェア上にて記録した際の温度情報付き動画ファイルです。
上述のCSQファイルと同様に温度情報を持つため、解析ソフトウェア上で時系列的な温度解析が出来ます。

対応する機種はソフトウェアによって異なります。

Tools+ 対応機種  :C2,E40,E50,E60,T420,T440,T460,T430SC,T450SC,T620,T640,T660,T630SC,T650SC
ResearchIR 対応機種:T430SC,T450SC,T630SC,T650SC

各ソフトウェアの機能の違いについてはこちら(ページ下部のTools+とResearchIRの主な違い参照)

各保存データの違い

測定環境 温度情報 保存形式 データ種類 撮影速度
CSQファイル保存 カメラ単体 あり 動画 30Hz※
プログラム保存 カメラ単体 あり 静止画 15秒毎~24時間毎
MPEG4保存 カメラ単体 なし 動画 30Hz
Fcf/SEQ保存 PCと接続 あり 動画 1Hz~又は1秒~24時間毎

※T660/T650scのみフレームレート選択(30Hz/15Hz/7.5Hz/3.75Hz)が可能