アーキテック 小渕様

2015年09月14日

前回の更新から「あっ」という間に10ヶ月ほどが経ってしまいました。インタビューは5月くらいに行ったのですがズルズルと8月になってしまい小渕さん、申し訳ありません!
さて、今回お話いただくのはアーキテックの小渕さんです。小渕さんは兵庫県西宮市で建築会社の代表取締役をされている傍ら、一般社団法人の「街と暮らし環境再生機構様」でも講師をされているそうです。
建築現場(特に水漏れ)での赤外線カメラの使用に関して、色々とお話頂きました。ご覧の皆様も参考になればと思います。

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質問:どのようなお仕事をされているのでしょうか?
回答:赤外線雨漏り診断を専門に関西地方一円から全国にかけて診断業務をさせて頂いております。

質問:なぜ赤外線サーモグラフィを用いて雨漏り診断をしようと考えられたのでしょうか?
回答:弊社は本業としては防水工事業や外壁下地補修工事を営んでいる為、非常に多くの雨漏りの事例に触れる機会が多くありました。その際、困っておられる施主様や業者に何か救いの手はないかと考え赤外線サーモグラフィを用いた雨漏り診断の必要性を感じ診断専門部門を立ち上げました。

質問:お仕事以外にも講師として動かれているとお聞きしましたが、どのような講習を行っているのですか?
回答: 弊社は一般社団法人街と暮らし環境再生機構様とパートナーシップをとり赤外線雨漏り診断に特化した特別研修の内容制作からテキスト作りにわたっても共同で作らせて頂き、専門講師としてお話させて頂いております。講習内容では雨漏り診断の現場実務に特化した内容となっており診断のビジネス化に大変役立ったとのお声を頂いております。

質問:小渕さんは関西、関東エリアを中心に展開されていますが、赤外線カメラを使用して何を測定されているのですか?
回答:赤外線雨漏り診断として使うため、壁面の裏に水分の滞留と考えられる低温が有るかどうかを基に、侵入口を探し雨漏り原因の追究につなげております。赤外線サーモグラフィでは低温反応が水かノイズかの判断が非常に重要となっており、そのあたりの独自ノウハウを駆使し展開させて頂いております。

質問:ご使用の赤外線カメラは何ですか?
回答: T440及びE60bxです。

質問: フリアーシステムズ社のカメラを選んだ理由は何ですか?
回答:他社と比べた際、まずは操作性の良さが圧倒的にフリアー社様の方が良く、ディスプレイや解析ソフト上でも画質の良さが同じ解像度でも全然違いました。また、解析ソフトの操作性もフリアー社様の方が良かったことが理由です。

質問: 実際に使用して良かったことは何ですか?(メリット)
回答:水分の見える化が出来るため圧倒的な納得を施主様やお客様から頂く事が出来、赤外線の特徴を最大限に生かすことが出来ている事です。

質問: 購入して良くなかったことは何ですか?(デメリット)
回答:特にございませんが、FLIR TOOLSが重くCPに負荷がかかり遅くなることくらいです。

質問:購入されて満足されていますか?
回答:非常に満足しています。特に、サービス部門の方の小さな不具合や細かな対応に非常に素晴らしい対応を頂いており、安心して現場で使う事が出来ています。

質問:使用方法などの使い勝手はいかがですか?
回答:使い勝手は非常に満足しております。

<実際に撮影されている風景>
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質問:何か改善して欲しい点はありますか?
回答:使用しているのはひとつ前の機種ですが、連続で操作すると少しフリーズしたりしてしまいます。また、温度幅を手動調整してシャッターを押すタイミングでキャブレーションが働き意図する画像が撮れないときがあります。

質問:購入前にセミナー等には参加されましたか?
回答:一般社団法人街と暮らし環境再生機構の赤外線建物診断技能師講習及び試験を受けさせて頂きました。

質問:赤外線カメラの購入後に何かセミナーを受講されましたか?
回答: FLIR様のセミナーにも参加いたしました。

質問:赤外線カメラの購入を考えている方へ先輩から一言ありますか?
回答:赤外線を使って診断報告をする業務においてはやはり7万画素以上のスペックが必須と言われていますが実際の現場でもそのスペックの重要性に痛感させられる部分が多々あります。何故なら、建物を診断する際は外壁を離れた場所から撮影し個々のパーツを診断するため室内と違いある程度距離が必要となり、解像度と空間分解能がかなり重要になってきます。建築用途でお考えの場合は2mrad以下の空間分解能をお勧めいたします。

質問:今後のフリアーシステムズに期待することはありますか?
回答:高所撮影においてはまだ赤外線では困難な場合もごさいます。その為、貴社が開発中のドローンに搭載した赤外線サーモグラフィに期待しております。また、安価で操作性の良いレポート作成ソフトを熱望しております。

質問:赤外線カメラを購入する際には他社とは比べましたか?
回答: 日本アビオニクス社様とテストー社様をくらべましたが操作性と画質の良さでフリアー社様に軍配が上がりました。

質問:赤外線カメラの情報はどこから集めましたか?
回答: 社団法人やアズビルトレーディング様及び展示会で集めました。

小渕さん、本日はお忙しい中ありがとうございました。
小渕さんが取得した画像を少し頂きました。

アーキテック株式会社のホームページ

http://www.amamori-dr.jp

 

街と暮らしの環境再生機構のホームページ

http://wwwters.or.jp